読んどく?積んどく?

積んどいた読んどいた本?読んどいた積んどいた本?

そばですよ(立ちそばの世界)

平松さんの本は初めて読んだが、美味しそうに書きますねぇ。 あんまり立ち食い蕎麦って好きじゃない自分でも、ほんとお店に行ってみたくなりました、行かないけど。 そばですよ (立ちそばの世界) 作者:平松 洋子 本の雑誌社 Amazon

アンソロジー ビール

最後の方を読んでて、ドイツとチェコに行ってビール飲みたいなーと。 とその前に、気兼ねなく街でビールが飲めるようになるのはいつになるだろうねぇ…。 アンソロジー ビール 作者:東海林さだお,川上弘美,阿川佐和子,山口瞳,吉田健一,川本三郎,恩田陸,平松洋…

新九郎、奔る!(1~7)

最新の歴史観に依る北条早雲を、人気漫画家が描く作品。 文字の多い漫画ととるか、上手い絵の小説と捉えるか、いずれにしろこういう漫画は初めてですわ。 新九郎、奔る!(1) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(2) (…

アンソロジー 餃子

こういうの、しっくりくる読みやすい作家と、そうじゃない作家が分かれますよねぇ。 文章にも、好みってものがあるんでしょうね。 アンソロジー 餃子 作者:菊谷 匡祐,黒鉄 ヒロシ,小泉 武夫,小菅 桂子,小林 カツ代,今 柊二,鷺沢 萠,椎名 誠,東海林 さだお,南…

今日も一日きみを見てた

どの話しも、わかりみしかない。私も立派にAC(笑) 「ともに暮らす生きものは、べつに私たちを救おうなんて思っていない。ただそこにいるだけ。いっしょに暮らしているだけ。彼らが私たちを救うのではなく、でも、私たちは救われている。」 今日も一日きみ…

アンソロジー そば

断トツで黒柳徹子が面白い。めちゃめちゃ蕎麦屋に行きたくなってきた。 アンソロジー そば 作者:池波正太郎,入江相政,色川武大,大河内昭爾,太田愛人,尾辻克彦,川上弘美,川上未映子,川本三郎,神吉拓郎,黒柳徹子,小池昌代,佐多稲子,獅子文六,島田雅彦,東海林さ…

謙信越山

随分久方ぶりにこういう歴史解説書的な本を読んだけど、やっぱり面白い。 そして、詰まる処「義」の男謙信。『以義誅不義』 謙信越山 (jbpressbooks) 作者:乃至政彦 発売日: 2021/02/25 メディア: Kindle版

死神の浮力

一冊目のオムニバス形式の方が好みかな。 「そのことを本当に知ってる人間は、あまりいないからな」 死神の浮力 (文春文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2017/09/01 メディア: Kindle版

死神の精度

仏教の本を散々読んでる裏でコレ読んでるのは可笑しいけど。久しぶりに自分にアタリの本。 「死ぬことよりも、負けることのほうが怖い」 「誤りと嘘に大した違いはない。微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い。」 「人間はよく計算間違いをする」 「どうして人間…

道元入門

第二章の道元の言語表現あたりから、あんまり素直に読めなくなってったな。 他の本読み直してから、また読もうかなコレ。 道元入門 (角川ソフィア文庫) 作者:角田 泰隆 発売日: 2012/11/22 メディア: 文庫

かがみの孤城

上下巻を一日で一気読み。 この歳になると、とてもよくわかる。学校だけがすべてじゃない。 かがみの孤城 上 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2021/03/05 メディア: Kindle版 かがみの孤城 下 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2021/03/05 メディア: …

ブッダの獅子吼

原始仏典が一番しっくりくるかも。出家はできんけど。 『善いことばを口に出せ。悪いことばを口に出すな。善いことばを口に出した方が良い。悪いことばを口に出すと、悩みをもたらす。』(正語) ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門 ―瞑想や座禅、マ…

集中講義 大乗仏教

宗派・経典の違い、「仏教」ってなんなのかがとてもわかりやすい。 仏教の中での禅の位置づけもなるほどね、道元は非常に真摯な人物も、なんか納得。 別冊NHK100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した 作者:佐々木 閑 発売日: 2017/02/…

十牛図に学ぶ

『紅炉上一点雪』、いい言葉、在り方。 優しい解説で、もう何回か繰り返し読みたい。 十牛図に学ぶ 作者:横田南嶺 発売日: 2020/08/31 メディア: 単行本

『正法眼蔵』を読む人のために

いやー難しい。ちょっと内容があまり頭に残ってない。 仏教とか曹洞宗とかって、体系的に学ぶとしたら、なにをどう読んでけばいいんだろう…。 難しいということだけはよくわかったから、これで正法眼蔵読んでみようとは、ちょっと思えないな…。 新装版 『正…

猫語の教科書

猫の下心が手に取るように…。最高の一冊。 「最初にいうことをきかせるのは猫で、人間ではありません」 猫語の教科書 (ちくま文庫) 作者:ポール・ギャリコ 発売日: 1998/12/03 メディア: 文庫

あたしの一生 猫のダルシーの物語

猫の我が儘な愛と老い。 うちの子からもこんな愛が欲しいし、こちらからもあげたい。 「あたしたちはもう二人ではなかった。二人で一つなのだ。」 あたしの一生 猫のダルシーの物語 作者:ディー・レディー 発売日: 2016/03/25 メディア: Kindle版

現代坐禅講義 只管打坐への道

心構えはよくわかったけど、結局「調心」が掴めないんだよなぁ。 あと、この著者といいネルケさんといい、言うなれば安泰寺派の人の本を続けて数冊読んだけど、曹洞宗的にはどのくらい本流の考え方なんですかね、この人たちの姿勢というか考え方って。 現代…

迷える者の禅修行

10年前の書だけど、これが曹洞宗・臨済宗に限らず、伝統仏教の現在の成れの果てなんですかね。 坊主、ドロッドロじゃん。 「『今ここ、この自分が仏にならなければ』という仏教の原点が、今の日本ではあまり理解されていないのではないか」 迷える者の禅修行…

新釈 猫の妙術

上善如水の出典と意味を初めて知った…。 「現実の無限には、こちらも無限で応じねばならぬ」 「考えず、しようとせず、ただ心の『感』に従って動くのじゃ」 「もともと、この大地に『ここ』も『そこ』もない。あるいは、『そこ』も『ここ』も同じものじゃ」 …

禅マインド ビギナーズ・マインド

日本人がアメリカで英語で語ったものを日本語訳した禅の本ということで、なんか単語や直線的な表現に結構違和感。 でも相変わらず、禅の理解は難しいというか、理論的な理解はできないようにできてるのね。 「一番よいのはコントロールしようとしないで、見…

ただ坐る(二回目)

ここのところ、毎晩坐禅をしていることからこの本を読み返してみた。 「坐禅は月を追いかけることでなく、自分の陰と向き合うこと」 「悪いことすら考えてはいけない、いわんやいいことを」 我痴、我見、我慢、我愛の四煩悩に囚われる自分を手放す…。難しい……

禅思想史講義

教えは禅だけにわかりにくいけど、禅の流れのトピックスがわかりやすく、こうして本証妙修・修証一等に繋がるのねと。 「大宋国のハゲ坊主」の「無理会話」には笑った。 禅思想史講義 作者:小川 隆 発売日: 2015/07/16 メディア: 単行本

禅の教室 坐禅でつかむ仏教の真髄

この本は、もう何回か繰り返し読みたい箇所があったな。 「自分が自分で、自分を自分する」 「身の結跏趺坐、心の結跏趺坐、心身の結跏趺坐、心身脱落の結跏趺坐」 「人間を開店休業にするのが坐禅」「坐禅は人間が人間を超えて仏をやっている」 禅の教室 坐…

新名将言行録

古さの故かな、作者の解説がいちいち邪魔。 名人久太郎は、あまり取り上げられない人だから、そこは楽しく読めたかな。 新名将言行録 (河出文庫) 作者:海音寺 潮五郎 発売日: 2009/02/04 メディア: 文庫

愚管抄 全現代語訳

慈円による、藤原氏・九条家・天台宗への壮大な身内贔屓の書、かな…。 しかし、こんな書きっぷりした書を読んで、後鳥羽上皇が思い止まると本気で思ったのかね。 愚管抄 全現代語訳 (講談社学術文庫) 作者:慈円 発売日: 2014/10/24 メディア: Kindle版

般若心経

ちょっとこれをトレーニング的に覚えてみようと思って、ついでに意味も読んでみたんだけど、般若心経ってめちゃめちゃ詩的で綺麗な内容ね。 今まで全然触れてこず知らなかったから、感動した。 経本 般若心経(縦18cm×横7.2cm)◆最も有名なお経 メディア:

モモ

小学生の時に読書感想文で賞をいただいた本を、35年ぶりに再読。 実際こういう世の中になっちゃったかな、風景的にも生活感的にも。 ―人間には時間を感じとるために心というものがある。もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおな…

明日の子供たち

私も、大学生の頃に慎平ちゃんと同じ過ちを犯したな、と遠い目…。 ―「施設のこと知りもしない奴に、どうしてかわいそうなんて哀れまれなきゃいけないの!?どうして」― 明日の子供たち (幻冬舎文庫) 作者:有川 浩 発売日: 2018/04/10 メディア: 文庫

道元「典座教訓」

典座も修行、漫然と行わない「日に新た、日に日に新た、又日に新た」 ―飯を蒸すには、鍋頭もて自頭と為し、米を淘ぐには、水は是身命なりと知る― ―一茎菜を拈りて丈六身と作し、丈六身を請いて一茎菜と作す― 道元「典座教訓」 禅の食事と心 ビギナーズ 日本…