読んどく?積んどく?

積んどいた読んどいた本?読んどいた積んどいた本?

歴史・時代小説

ねこだまり

『包丁一式、質に入れるのがだめで、こつこつ貯めた金子なら使ってもいいなんて、誰が決めたんです』 ホンマソレ…。 『おのれの浅はかさゆえに二人が死に、今また佐吉も死のうとしている。御内儀の余生こそ、地獄じゃないかね』 とも言えるし、それでも命が…

悪党の裔(下)

イメージする赤松円心とはちょっと違うなぁ、と。 『「いまは時が流れている。眺めているだけでは、その流れは見えぬと思う。どこかで、流れに身を投じることだ。でなければ、時に置き去りにされるだけだ」』 悪党の裔(下)-新装版 (中公文庫 き 17-13) 作者:…

悪党の裔(上)

こういう志ってあるかな?どういう心境だろう。 『「天下を取れるとは思っておらぬ。そのために無理もしたくない。ただ、天下を決する戦をしたい。この赤松円心が、天下を決したい」』 悪党の裔(上) 新装版 悪党の裔 新装版 (中公文庫) 作者:北方謙三 中央…

新九郎、奔る!(14)

『「まぁそこにぬい殿のような人が現れて あの家が一気に明るくなった」』 そういう人っているよねー。 そして『当方滅亡!』 遂にここまで来たかー。 新九郎、奔る!(14) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon ランキング参加中読書

木挽町のあだ討ち

優しい世界。 ただやっぱり父上はコレ、錯乱してるよ…。 『「人を見下す野郎だっていずれ焼かれて骨になるって笑っていれば、俺はどうってこたねえ。」』 『「でんでん太鼓を鳴らせるようになったら、そこから先の退屈は手前のせいでっせ」』 木挽町のあだ討…

曲亭の家

ちょっと読んでてしんどくなる物語。 『人に喜ばれ、待望され、役に立つ。人の生甲斐とは、結局のところそれに尽きる。生は自分のためのものだが、他者の存在がなければ、自分の姿すらしかとは掴めない。』 曲亭の家 (ハルキ文庫 さ 29-1) 作者:西條 奈加 角…

北条時頼公 北へ ―津軽往還の記―

本日一日で一気読み。 鉢木の佐野源左衛門常世は知ってたけど、唐糸御前の伝説は知らなかった。 北条時頼公 北へ―津軽往還の記 作者:等, 宮藤 風詠社 Amazon

横山光輝で読む「項羽と劉邦」

横山光輝は「項羽と劉邦」も「三国志」も通読したことがないので、私の項羽と劉邦を取り巻く人物イメージは司馬遼太郎の「項羽と劉邦」に負うところが大きいことを改めて実感。 あれも司馬遼太郎の思想がこもった人物像だから、気をつけなきゃいかんのよね。…

日本のいちばん長い日

これは小説なのかな? 『やっとみつけた棺に遺体をおさめ、指令部の一室にささやかな祭壇をしつらえた。尊い死を送るのに、飾るべき花もなかった。』 日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日 作者:半藤 一利 文藝春秋 Amazon

宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

こないだの人物叢書『北条時頼』でも思ったんだけど、北条重時ってそんな有力者だったんだな。 北条時房といい、歴史上の知らないキーマンがまだまだいるなー。 あと、革新部分も解説として読みたかったな、と。 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争 (…

新九郎、奔る!(11)

新九郎が大人になってく...。 新九郎、奔る!(11) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon

新九郎、奔る!(9)

早速購入。 太田道灌の、有能だけど微妙に尊大な感じというか、おれって有能って滲み出ちゃってる感の描き方が、そうきたかって感じ。 新九郎、奔る!(9) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon

新九郎、奔る!(1~7)

最新の歴史観に依る北条早雲を、人気漫画家が描く作品。 文字の多い漫画ととるか、上手い絵の小説と捉えるか、いずれにしろこういう漫画は初めてですわ。 新九郎、奔る!(1) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(2) (…

宇喜多の捨て嫁

宇喜多直家が主人公の小説って初めて読んだ。 宇喜多直家の暗い影のイメージ(自分だけ?)を上手く生かした小説って感じか。 宇喜多の捨て嫁 (文春文庫) 作者: 木下昌輝 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/04/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ…