読んどく?積んどく?

積んどいた読んどいた本?読んどいた積んどいた本?

吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実

欠巻が、失われたのかそもそも書かれてないかだけでも、興味津々。

最近、新旧いろいろ読んでいて、なにが最新の定説だかわかんなくなってきた。

もう何回か繰り返し読まねば。

 

中世都市鎌倉を歩く 源頼朝から上杉謙信まで

また鎌倉行きたくなる。

関東管領上杉謙信にとって魅力的だったのかは、以前読んだ「謙信越山」と比べると疑問。

 

北条時頼 誤りて征夷の権を執る

タイトルにもなっている「私は不肖の身でありながら誤りて征夷の権を執る者」という発言が晩年(1262)の発言とは、ずっと経時が執るべきだった執権という負い目があったのだろうか。

得宗専制を作り出した立役者というイメージとも、鉢木に代表される撫民に尽くした聖人君子のイメージともギャップのある人間味を感じる。

 

日蓮 「闘う仏教者」の実像

読了に超時間を要した…。

仏教なのか日蓮宗なのか、向いてないのかな、教義部分はまったく頭に入ってこず…。

 

文永の役で「日蓮の主張、予言の正しさ、言い換えれば『法華経』の真実性を示す」ことができた一方、「次に来るであろう二回目の蒙古襲来では、南宋を滅ぼした蒙古軍に日本国は敗れると確信していた」為に、「弘安の役での蒙古軍の撤退により、いわば外れた」ことで衝撃を受けてる様が、現代にも通じる感じがしてとても興味深い。

 

笑うマトリョーシカ

ドラマが話題のようなので、文庫本を買ってきて一気読み。

久しぶりに小説二冊、集中して読んだわ〜。