随分久方ぶりにこういう歴史解説書的な本を読んだけど、やっぱり面白い。
そして、詰まる処「義」の男謙信。『以義誅不義』
随分久方ぶりにこういう歴史解説書的な本を読んだけど、やっぱり面白い。
そして、詰まる処「義」の男謙信。『以義誅不義』
一冊目のオムニバス形式の方が好みかな。
「そのことを本当に知ってる人間は、あまりいないからな」
仏教の本を散々読んでる裏でコレ読んでるのは可笑しいけど。久しぶりに自分にアタリの本。
「死ぬことよりも、負けることのほうが怖い」
「誤りと嘘に大した違いはない。微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い。」
「人間はよく計算間違いをする」
「どうして人間は、自分のことを知らないんだ?」
「そういう下らないすれ違いは、人間の得意とするところじゃないか」
「『その人たちは死んだの?』ってね、そう言ったの」
文句なく、『恋愛で死神』と『死神対老女』が、セットで泣ける。
上下巻を一日で一気読み。
この歳になると、とてもよくわかる。学校だけがすべてじゃない。